第1回「全学FD/SDシンポジウム」

2010.12.01

 12月1日、教育支援研究開発センター、学長室、教学センター、キャリア教育研究開発センターが共催し、「第1回全学FD/SDシンポジウム−3つのポリシー策定のための理論と実践〜学士課程教育の体系化と本学の取り組み−」が神山ホール第1セミナー室で開催され、本学教職員115名が参加した。

 第1部の基調講演では、川島 啓二氏(国立教育政策研究所総括研究官)が、文部科学省中央教育審議会答申「学士課程教育の構築に向けて」が示す「アドミッションポリシー」「カリキュラムポリシー」「ディプロマポリシー」の3つのポリシーの策定について、4つの視点に基づき現在の大学を取り巻く教育環境の変化を紹介。ポリシーの策定のための具体的な理論、とりわけディプロマポリシーについて詳しく解説した。また、3つのポリシー策定にあたり、本学の現況について、学内関係者の認識の共有化を図ることが最も重要だと強調した。

 第2部のパネルディスカッションでは、「本学における3つのポリシー策定の取り組み状況と方向性」と題し、意見交換が行われた。パネリストからは案の提示、入試、修学支援、就職支援それぞれの現状が報告され、策定に必要な現状の認識の共有化を図った。
また、フロアの参加者からは積極的な質問があり、終始活発なパネルディスカッションとなった。

■パネリスト
川島 啓二 国立教育政策研究所総括研究官
柴 孝夫 副学長
若松 正志 教学センター長
細野 雄三 入学センター長
佐々木 利廣 進路センター長

■コーディネーター
並松 信久 教育支援研究開発センター長
基調講演を行う川島氏
本学版3つのポリシー(案)を説明する柴副学長
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