高大連携講座「物理・化学・生物分野3講座全体発表会」

2010.09.18

 9月18日、独立行政法人科学技術振興機構より、平成22年度サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)「プランA」(※)として採択された京都市立紫野高等学校と京都産業大学との高大連携講座の総括として、全体発表会が実施された。

 7月に行われた、生物「21世紀の課題に挑むバイオテクノロジー(7月23・24日実施)」、化学「クリーンエネルギー技術で地球温暖化を救う(7月28日実施)」のSPP講座と、物理「光の科学と技術(7月18日実施)」の3講座に参加した、計43名の紫野高校生がこの日一同に集まった。
 本学からは、生物講座を担当した黒坂 光 総合生命科学部 教授、化学講座を担当した大森 隆 理学部 教授が出席した。

 発表は、高校側が選抜した各講座代表2グループ、計6グループが行った。
 発表者は、自分たちが受けた講義および実験結果をもとに、事後学習を行い、工夫を凝らしたわかりやすい資料を作成し、何度も発表練習を重ねてこの日に臨んだ。本学教員からは「よく調べている」「図やグラフが効果的である」など、高評価の講評が述べられた。
 生徒達も互いに評価やアドバイスを行うなど、講座間の相互理解の場として、有意義な発表会となった。

※サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト「プランA」とは、大学等研究機関が主体となって高等学校等と連携し、理科系科目について体験的な学習を実施する取組みに対して支援がなされるもの。
OHPを使って発表する高校生
発表を評価する本学教員
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