共通教育科目「複眼的思考・融合教育入門」
2010.07.13
7月6日の共通教育科目「複眼的思考・融合教育入門」で、千葉工業大学 松井孝典(まつい たかふみ)惑星探査研究センター所長(東京大学名誉教授)を迎え「われわれとは何者か、どこから来て、どこへ行くのか?」をテーマに講義が行われた。
松井所長は、ひとつの学問分野しか存在しなかったら文明の発達もなかったであろうと、この科目の大きなテーマである「複眼的思考」の重要性を述べた。宇宙に地球と同じような惑星や知的生物が存在する可能性といった宇宙の謎は、俯瞰的な視点で宇宙を全体的にとらえた上で、哲学や生物学などの学問が融合して理解することができると解説した。
受講生からは「考える対象・範囲をはっきりさせて思考を深めること、物事を内側・外側の両面から見て本質を知ることが重要だとわかった」などの感想が寄せられた。
また7月13日の講義では、株式会社オタキング 岡田斗司夫(おかだ としお)社長(大阪芸術大学客員教授)を迎え「あなたの才能について〜クリエイター入門〜」をテーマに講義が行われた。
岡田社長は自身の好きな漫画やアニメの編集映像などを用いてその「おもしろさ」を解説しながら、クリエイターになるための方法として4つのステップを説明した。「新しいモノをゼロから創り出す人だけがクリエイターではない」「まねることからオリジナリティが見えてくる」と黒板を使い、有名な少年漫画をアレンジして新たな作品を創り出す過程を実演。「興味の幅を広く持ち、自分が『おもしろい』と思う理由を構造的に理解することが重要」という岡田社長の講義に、受講生たちは時折笑い声や感嘆の声を上げながら、最後まで熱心に耳を傾けた。
松井所長は、ひとつの学問分野しか存在しなかったら文明の発達もなかったであろうと、この科目の大きなテーマである「複眼的思考」の重要性を述べた。宇宙に地球と同じような惑星や知的生物が存在する可能性といった宇宙の謎は、俯瞰的な視点で宇宙を全体的にとらえた上で、哲学や生物学などの学問が融合して理解することができると解説した。
受講生からは「考える対象・範囲をはっきりさせて思考を深めること、物事を内側・外側の両面から見て本質を知ることが重要だとわかった」などの感想が寄せられた。
また7月13日の講義では、株式会社オタキング 岡田斗司夫(おかだ としお)社長(大阪芸術大学客員教授)を迎え「あなたの才能について〜クリエイター入門〜」をテーマに講義が行われた。
岡田社長は自身の好きな漫画やアニメの編集映像などを用いてその「おもしろさ」を解説しながら、クリエイターになるための方法として4つのステップを説明した。「新しいモノをゼロから創り出す人だけがクリエイターではない」「まねることからオリジナリティが見えてくる」と黒板を使い、有名な少年漫画をアレンジして新たな作品を創り出す過程を実演。「興味の幅を広く持ち、自分が『おもしろい』と思う理由を構造的に理解することが重要」という岡田社長の講義に、受講生たちは時折笑い声や感嘆の声を上げながら、最後まで熱心に耳を傾けた。