社会人基礎力育成グランプリ2010準大賞受賞報告会

2010.05.26

 「社会人基礎力育成グランプリ2010準大賞受賞報告会 −就業力育成とゼミ活動−」が5月26日に神山ホール第1セミナー室で開催され、約120名の学生、教職員が参加した。

 社会人基礎力育成グランプリは、経済産業省が主催する全国の大学のゼミ・授業・研究等における「社会人基礎力」の育成・成長の様子について学生チームが発表する大会で、本学文化学部小林 一彦ゼミが準大賞を受賞した。


「社会人基礎力育成グランプリ2010」準大賞受賞

 今回の報告会では、報告に先立ち、経済産業省産業人材政策室の林 揚哲企画官が「今、社会で求められる力『社会人基礎力』」と題し、基調講演が行われ、「社会環境の変化に伴い、社会人基礎力が必要な社会となっている。社会人基礎力のコンセプトを授業に取り入れ、どんどん学生を育ててもらい、社会人基礎力育成グランプリにも参加してもらいたい。」と語った。

 引き続き小林 一彦ゼミ「やましろに恋し隊」が、決勝大会と同じ形式で、プレゼンを披露した。小林教授からの取組み紹介を皮切りに、ゼミ学生による万葉の朗誦も入れながら、万葉集による山城地域の観光振興リーフレット作成について、取り組む気持ちの変化や考え抜く力、チームで働く力、前に踏み出す力を学ぶ過程を発表した。参加者は熱心に聴き入り、ゼミチーム「やましろに恋し隊」、小林 一彦教授に大きな拍手が送られた。

 また、経済産業省の「平成21年度体系的な社会人基礎力育成評価システム開発実証事業」に採択された課題解決型プログラムの事例紹介、秋に開催される学内グランプリの案内が行われた。
林 揚哲企画官による基調講演
報告会の様子
小林 一彦教授と「やましろに恋し隊」
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