「青色防犯パトロール車」で地域の防犯活動を開始

2010.05.19

 地域の防犯のため、京都産業大学では、青色の防犯回転灯を装備した「青色防犯パトロール車」でパトロールを行う取り組みを始め、5月19日(水)、神山ホールエントランスで青色防犯パトロール車の出発式が行われた。
 警察と国土交通省から認められ、青色の防犯回転灯を装備した車で地域のパトロールを行う「青色防犯パトロール」は、下校時の子どもへの犯罪や空き巣などの犯罪の防止効果があると言われている。
 京都産業大学では、所有する車両2台をパトロール車として申請し、月に2回程度、子どもたちの下校時間である午後3時〜4時ごろに、柊野学区、上賀茂学区などの通学圏地域を巡回する予定。巡回は通常1台で行い、追分寮、葵寮の班長で組織されている学生地域防犯組織「サギタリウス隊」隊員が協力する。

 京都府北警察署、北防犯推進委員協議会、サギタリウス隊隊員らが出席した出発式では、今村良平 北区防犯推進委員学生隊支部長が「『みんなでつくろう安心の街』を合い言葉に、地域の防犯推進委員の方々と共に安心・安全な街づくりの実現を目指し活動します」と宣言。2台の青色パトロール防犯車が防犯回転灯を点灯させながらさっそくパトロールに出発した。
 大学が青色防犯パトロール車の活動を行うことは珍しく、京都の大学では初めての取り組みとなる。
挨拶を行う加藤 武 京都府北警察署長
パトロールに出発する青色防犯パトロール車
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