学生法律相談

2010.03.29

TAG:

トピックス
 3月29日、滋賀県守山市で、本学法律相談部所属の学生による学生法律相談が開催された。2004年より始まり今回で11回目を迎えたこの学生法律相談は、一般市民を対象に無料で行っているもので、法学部・法務研究科教員の同席・指導の下、学生が相談を聞き法律的なアドバイスを行う。(なお弁護士ではなく学生による法律相談ということで、裁判で係争中の事件と、刑事・行政・税務事件は相談を受けないこととしている。)

 学生はまず、相談者との対話の中から、法律的な問題がどこにあるのかを探る。次に、関係する法制度の特徴、相談者の現状、実現の可能性や現実的な効力などを考慮して、解決策としてとりうる選択肢を考える。そして、相談者の方と対話しながら選択肢を説明していく。学生たちは、普段の「勉強」とは全く異なる経験に戸惑いながらも、これまでの学習の成果を生かして、真剣かつ誠実に相談者に接していた。

 相談にあたった学生は、相談者から感謝の言葉をかけられた際に、喜びとともに安堵の表情も浮かべていた一方で、必ずしも困窮している状況の全てに対処できないなど、法律の限界を噛み締めてもいた。この活動は「大学の社会貢献」という側面を含んだものではあるが、学生にとってはむしろ「社会の中で育てていただいている」と実感した一日だった。

 法律相談部では、学期中は本学法務研究科主催の無料法律相談を手伝って経験を積み、長期休業期間中に学外での法律相談を開催している。一風変わった方法で法学を学ぶことに興味がある新入生の入部を大歓迎中とのことである。
教員と検討中の部員
PAGE TOP