司法外国語プログラム生が京都府警察本部訪問

2010.02.22

 2月22日(月)、司法外国語プログラムの導入科目「司法における外国語の役割」の一環として、司法外国語プログラムを履修する1年次生(法学部・外国語学部)約15人と警察官を志望する各学部の学生約25名が、京都府警察本部を訪問した。

 最初に警察広報センターの案内で、110番対応に関する広報ビデオを視聴してから、交通管制センターと通信司令センターを見学。見学をしていたわずか10分ほどの間に110番通報件数が5件ほど増加し、緊急対応の緊張感がうかがえた。

 次いで、教養課通訳センターなどの現職警察官による講話があり、京都府警の組織・職務、警察学校での生活、新任警察官の業務内容といった一般的なものから、外国人事件での取調べ通訳の対応や、在外公館勤務の体験談といった外国語に関わる専門的な内容まで、充実した講義が続いた。

 最後に、事前に伝えておいた学生の質問に対して、具体的な体験談に基づいた懇切な応答がなされた。警察官を志望する学生にとって、警察の仕事をより身近に感じる貴重な機会となった。

司法外国語プログラム
警察における通訳業務についての講話
交通管制センターの見学
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