高大連携講座 「テントウムシの模様と地球温暖化」

2009.05.10

 京都府教育委員会より「学力向上フロンティア校」支援事業※1の指定を受けている京都府立桃山高校の取組みに、昨年に引き続き、本学の野村哲郎・工学部教授および研究室の学生が協力し、生物実習講座「テントウムシの模様と地球温暖化」を実施した。

 5月10日、府立桃山高校の生徒15名は、本学学生とともに4グループに分かれ、上賀茂地域周辺でナミテントウ(テントウムシ)の採集を行い、「遺伝」についての講義を受けた。
 採集したナミテントウの斑紋を調査したところ、暖地適応の二紋型のナミテントウがかなりの割り合いを占めることがわかった。

 実際に採集を行って調査したことに加え、大学生や大学院生による丁寧な説明によって、高校生は自然科学に対する興味を深めていた。

※1 府立高校が独自に設定する生徒の学習意欲・学力向上への取組みに対して京都府教育委員会が支援する事業。
  
ナミテントウの採集
遺伝についての講義
グループに分かれて斑紋の調査
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