高大連携講座 「地球温暖化の理解と解決のためのエネルギー技術」

2007.10.20

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トピックス
 京都産業大学では、独立行政法人科学技術振興機構より、平成19年度 サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト「プランA」(※)として採択された京都市立紫野高校と本学との高大連携事業に取組んでいる。
 10月10日、20日の2日間にわたり、大森 隆 理学部准教授と理学部・理学研究科の学生が、高大連携講座「地球温暖化の理解と解決のためのエネルギー技術」を実施した。

 第1日目は、紫野高校において大森 隆 准教授による講義が行われた。人類が直面している近年の最重要課題である地球温暖化のメカニズム・背景について、またこうした環境問題と表裏一体の関係にあるエネルギー問題と、その解決のためのクリーンエネルギーに関わる科学技術について、高校生にわかりやすく解説した。本講座では、化石燃料に替わるクリーンエネルギーとして水素に着目し、「いかにエネルギーを使わずにCO2排出を削減するか」という視点から、太陽光による水素製造について特に詳しく解説した。

 第2日目は京都産業大学において、水分解による水素製造の実験を行った。校舎内での実験にあわせて、屋外においても太陽電池パネル等を用いて実験をおこなった。「自由な意見を出しあい、議論を交わそう」という大森准教授の指導のもと、参加した高校生は、「太陽光による水素製造を用いてこんなエネルギー供給が考えられるのではないか」、「ではそれをどうやって実現するか」、「コストと実際に得られるエネルギーのバランスはどうか」など、活発に意見を出しあい、エネルギー技術についての理解を深めた。実験には3名の本学理学部・理学研究科の学生が補助に当たり、高校生に丁寧に指導した。

 講座終了後、高校生は学内食堂で昼食をとり、中央図書館などキャンパスを見学した。


※サイエンス・パートナーシップ・プログラム「プランA」とは、大学等研究機関が主体となって高等学校等と連携し、理科系科目について体験的な学習を実施する取組みに対して経費支援がなされるもの。
天候にも恵まれ、屋外での実験も順調に行われた
本学理学部・理学研究科の学生が実験等を丁寧にサポートした
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