第6回 洛北高校SSH高大連携講座を実施 

2006.12.02

 文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(以下SSH※1)に指定されている京都府立洛北高等学校※2の2年生SSHコースの生徒77名を対象に理学部物理科学科と工学部生物工学科が実習を伴う高大連携講座を実施しました。

 バイオテクノロジーに関する講義は、11月30(木)に洛北高校で全員が受講し、12月2日(土)本学での実習講座は、物理科学科・生物工学科が設定したテーマの中から参加者が希望するテーマを選択し、受講しました。

 講師に加えてTAによる丁寧なサポートもあり、高校ではできない実験を体験することにより、今後の理科学習への興味・関心を高めるきっかけとなる高大連携講座となりました。









■理学部物理科学科テーマ
1.「レンズの焦点距離と光の速さ」門 良一教授
2.「原子スペクトル」 谷川 正幸教授
3.「Franck-Hertzの実験」押山 孝教授
4.「レンツの法則と超伝導」櫻井 明夫教授
5.「エジソン電球からナノカーボンへ」別所 親房教授
6.「銅ボルタ計による電流の強さの測定」大森 隆助教授

■工学部生物工学科テーマ
1.「動物の品種改良と保全」野村 哲郎教授
2.「植物バイオテクノロジーとその基礎」山岸 博教授
3.「アルコール代謝酵素に関する講義・実験」黒坂 光教授

※1
文部科学省が指定する科学技術、理科・数学教育を重点的に行う学校 
※2
洛北高校(旧 京都一中)の卒業生でノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹、朝永振一郎博士は、本学創設者・荒木俊馬博士から天体力学を学んでいる。
ボーアの量子論を実験的に検証
植物バイオテクノロジーの利用法を講義 
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