第5回 洛北高校SSH連携講座 「物理最前線とそれを支える基礎物理」

2005.12.17

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  文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(以下SSH※1)に指定されている京都府立洛北高等学校※2の1年生SSHコース(79名)の生徒を対象に、平成17年12月17日(土)、本学において理学部物理科学科の高大連携講座※3を実施した。
  生徒たちはまず、「宇宙の地図・加速する宇宙」をテーマにした原哲也・理学部教授の講義を受けた。宇宙の大きさや銀河の膨張について講義を行った原教授は、今年が「奇跡の年」と呼ばれるアインシュタインの革命的な論文発表から100年目にあたる「世界物理年」であることにも触れ、「科学の進歩は日進月歩。科学に対する一つ一つの認識が積み重なって現代の生活がある。今回の講座で少しでも物理科学に対する理解を深めていってもらいたい」とメッセージを伝えた。
  生徒たちはその後、物理に関する8つのテーマから希望する講義・実験を選択し、高校では触れることのない、大学ならではの講義や実験を体験した。

■ 8つのテーマは次のとおり
 1.「レンズの焦点距離と光の速さ」門 良一 教授
 2.「原子スペクトル」谷川 正幸 教授
 3.「ミリカンの方法による電気素量eの測定」愿山 毅 教授
 4.「Franck-Hertzの実験」押山 孝 教授
 5.「レンツの法則と超伝導」櫻井 明夫 教授
 6.「エジソン電球とナノカーボン」別所 親房 教授
 7.「水素エネルギーに関する実験」大森 隆 助教授
 8.「気象データ解析の実習」藤井 健 教授

※1 文部科学省が指定する科学技術、理科・数学教育を重点的に行う学校 
※2 洛北高校(旧 京都一中)の卒業生でノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹、朝永振一郎博士は、本学創設者・荒木俊馬博士から天体力学を学んでいる。
※3 平成16年7月に工学部生物工学科と第1回目の高大連携講座を実施して以降、洛北高校と本学は継続的に理科分野(理学部・工学部)で連携講座を実施している。

原教授の講義に聴き入る洛北高校の生徒たち
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