京都産業大学 男女共同参画推進の基本方針と行動計画(第三期)
基本方針
行動計画
1. 教職員の人的構成における男女格差の是正と女子学生比率の向上
- 女性研究者の採用比率を30%とし、令和6年度の末までに、女性専任教員の在籍比率について25%以上に高める。
- 女性教職員の上位職への昇任を増加させる。
- 女性専任職員に占める女性管理職の割合を令和6年度の末までに15%以上に高める。
- 女性が少ない分野では、女子学生の比率を増加させる。
2. 大学運営における意思決定への男女共同参画の促進
- 女性の管理職への登用を積極的に図る。
- 学部人事委員会への女性教員の参加を促進する。
3. ワーク・ライフ・バランスの実現と研究力の向上
- 保育費支援
保育サービス利用費用等に対する補助を行う。 - メンタルヘルスケア
出産・育児・介護等にかかる情報提供や、相談の実施により教職員を支援する。 - 研究支援
出産・育児・介護等による研究活動の低下を生じさせない環境の整備として、研究支援員を配置する。また、ライフイベント後の速やかな職場復帰を支援する。 - 柔軟な勤務体制の確立
ワーク・ライフ・バランスに配慮した職場環境を整備する。
4. 男女共同参画に関する啓発活動
- 京都産業大学の男女共同参画推進活動について、学内外へ向けた広報を行い、意識啓発を行う。
- シンポジウムやセミナー、交流会等を実施し、教職員および学生の男女共同参画推進への理解促進と意識改革を図る。
- 啓発の機会を地域にも広め、男女共同参画推進を以て社会貢献を図る。
5. 学部生や大学院生への男女共同参画を意識したキャリア形成支援
- 将来の仕事と生活の調和について考える機会を提供する。
- 男女共同参画を意識したロールモデルの提示等を行い、女性のリーダーシップ発揮に向けて、意識の醸成を図る。
推進体制
ダイバーシティ推進委員会、ダイバーシティ推進室を設置し、京都産業大学の男女共同参画を推進する。
計画期間
本行動計画は、令和2年度から令和6年度までの5カ年とする。