神山天文台の魅力に潜入!

学生の「知りたい!」や「伝えたい!」に応える学生広報スタッフのコーナー ゆにらぼ

今年で10年目!! 神山天文台の魅力に潜入!

神山天文台は、荒木望遠鏡をはじめ様々な観測装置等を備えた本学の象徴的な施設です。この施設は本学の学生はもちろん、一般の方にも開放されており、1年中様々な星を見ることができます。
夏のきれいな星を見に、神山天文台に訪れてみませんか?

神山天文台ってどうしてできたの?

本学創設者の荒木俊馬先生が天文学・宇宙物理学者であったことから、開学当初から宇宙物理学、天文学の教育・研究に力を入れています。2016年4月には理学部に宇宙物理・気象学科が開設されており、全国的にも「宇宙・天文を学べる私立大学」として知られています。そして、2015年の創立50周年を見据えたグランドデザインにおいて2010年に本学の『建学の精神』を表すシンボルとして建設されました。

神山天文台の4つの魅力

魅力★1

魅力★1

荒木望遠鏡を使った天体観望会で、季節ごとに様々な天体を楽しめます。また、屋外では小型望遠鏡で星や月を観察できる天体観望会も開催され、無料で参加することができます。

魅力★2

魅力★2

天体観望会が雨で中止の時、神山天文台サポートチームの学生が説明を行う宇宙の3D映像上映会では、まるで宇宙旅行をしているような気分を味わえます。ガイドを担当してくれる学生によって、紹介ポイントが変わるので、何度でも宇宙旅行体験を楽しむことが可能です。

魅力★3

魅力★3

1階のロビーには、宇宙関連の雑誌や書籍、パンフレットなどが多く並んでいます。初心者でも読める本から専門的な本まで種類は様々で、お気に入りの1冊を見つけてみてください。荒木俊馬先生が執筆された著書「大宇宙の旅」も閲覧することが可能です

魅力★4

魅力★4

年に数回、学内外の研究者による講演会「天文学講座」が開催されており、天文学の最前線の話を聞くことができます。講演後には、お茶を飲みながら研究者や天文台スタッフと気軽にお話しができ、より天文学などに親しめます。

pick up 荒木望遠鏡

荒木望遠鏡は国内の私立大学では最大の大きさを誇る口径1.3mの反射望遠鏡で、その高さは5.5mもあり、ちょうどキリンの身長と同じくらいになります。普段は教員や大学院生が星の物質調査などの研究目的に使用しており、理学部の学生が授業や卒業研究でも使用しています。

私立大学で国内最大私立大学で国内最大

ゆにらぼスペシャル座談会 神山天文台サポートチーム×学生広報スタッフ 教えて!天体の魅力

今回、取材に協力していただいた神山天文台サポートチームに
天体観測やこれから見られる夏の星座の事などについて
私たち学生広報スタッフがお話を聞きました。

神山天文台サポートチーム×学生広報スタッフ

千石 里絵さん

全員:よろしくお願いしまーす!!!!

千石:神山天文台サポートチームの活動内容を教えてください。

阪本:毎週土曜日に天体観望会を開催しています。荒木望遠鏡や小型望遠鏡を使って、天文台の外でお客さんに星を見てもらい、季節ごとに見えるおすすめの星を紹介しています。また、雨天時には神山天文台の地下にあるサギタリウスホールでは、宇宙の3D映像上映会を開催し、私たちが説明を行っています。

廣嶋:また、荒木望遠鏡は国内の私立大学で一番大きな鏡をもつ望遠鏡なんですけど、小型望遠鏡とは見え方が違います。その違いを楽しんでもらうイベントの企画や運営も行っています。

千石:説明するには勉強とかしないといけないんじゃないですか?

阪本:サポートチームの先輩から聞いた話とか、天文台には天体に関する書籍などをたくさん揃えているのでそこで勉強しています。

阪本 麻裕さん

千石:天体観測において、好きな星や楽しみ方について教えてください。

阪本:ここで一番最初に見たのが木星で、縞模様が特徴なんですけど、それが見えた時は嬉しかったです!なかなか見られないような星が見えるとテンションが上がります。あとは土星ですかね。環っかが綺麗に見えると嬉しいです。初めて来る人は木星や土星など特徴がある天体を見たらわかりやすいと思います。その後に何度か来て目が慣れてきたら、銀河なども見ることができますよ。

土星(小型望遠鏡で撮影)

廣嶋:望遠鏡のレンズにスマートフォンをくっつけて写真を撮影することもできます。例えば、こういうのがあります(写真参照)。僕は個人的に、太陽系の惑星や月、太陽を含む他の恒星なども撮影したことがあります。太陽系の惑星で1番遠くにある海王星を撮影できた時は特にテンションが上がりましたね!

千石:すごい!そんなこともできるんですね!

千石:では、夏に見えるおすすめの星を教えてください。

阪本:ベガ、アルタイル、デネブといった夏の大三角を見ることができます。また、今年の夏は、先ほどの話にも出ていた木星や土星も観望会で見ることができます。

折部 朱音さん

折部:土星の環っかを確かめるチャンスがすぐ来ますね!

廣嶋:そうですね!ちなみに、京都産業大学のWebサイトにある神山天文台ページの中に「今月の星空」というコンテンツがあって、その季節に見える星の情報が2か月ごとに更新されます。

折部:神山天文台サポートチームに加入してよかったことはありますか?

阪本:たくさんありますが、友達が増えたこともその1つです。

廣嶋:そうですね。僕は法学部ですけど、この団体に入ったので圧倒的に理系の友達が増えました。でもやっぱり、小さな頃から宇宙とか星が好きだったのでそれに関われたのが一番良かったことですね。

阪本:一度は満天の星を見てみたいという夢があって、それが叶ったのは嬉しかったですね。

千石:では最後に神山天文台サポートチームの今後の目標や読者の学生に向けてのメッセージをお願いします!

廣嶋:学生の中には天文台のことを知らない人も少なからずいると思います。「天文台ってどこにあるの?」という方に、まずは天文台を知ってもらい、天文台に来ていただいた時に楽しんでもらえるように活動していきたいと思っています。ぜひ、一度、天体観望会などのイベントへご来場ください!

廣嶋 大陸さん

千石:本日はありがとうございました!

全員:ありがとうございましたー!!!!

神山天文台 EVENT SCHEDULE

  • 8月 3日(土)・4日(日)・18日(日)

    オープンキャンパス特別開館

    天体観望会[3日(土)のみ]

    24日(土)

    天体観望会

  • 9月 7日(土)・21日(土)・28日(土)

    天体観望会

    8日(日)

    オープンキャンパス特別開館

    14日(土)

    入学式・卒業式特別開館

    天体観望会

  • 10月 毎週土曜日

    天体観望会

  • 11月 2日(土)~4日(月)

    神山祭特別開館

    9日(土)・16日(土)・30日(土)

    天体観望会

  • 12月 7日(土)・14日(土)・21日(土)

    天体観望会

  • 3月 21日(土)・22日(日)

    卒業式特別開館

    天体観望会[21日(土)のみ]

    28日(土)

    天体観望会

神山天文台情報

開館時間

月曜日~金曜日 /8:45~ 16:45
土曜日(3月~9月)/14:00~ 21:00
土曜日(10月~12月)/14:00~ 20:00

\Webサイトを要チェック!/

vol.84 サギタリウス 2019年7月19日発行

サギタリウスに載りたい人募集!京都産業大学 広報部までお問い合わせください。E-mail:ksu-sag@star.kyoto-su.ac.jp TEL:075-705-1411

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