花粉に負けないためにできること
Aさん(1年次生女子)
発症したのは高校1年生の頃。最も辛いのは鼻水が止まらないこと。対策としては病院からもらった点鼻薬を使っています。
Bさん(2年次生女子)
発症したのは中学2年生の頃。最も辛い症状は鼻づまり。マスク着用と花粉症用スプレーで対策しています。
- 薬を使わずに治す方法はありますか?
- 残念ながら、難しいのが実情です。ただ、どの花粉に反応しているのか、アレルギーの原因がわかれば、減感作療法(体内に敢えて少量ずつの花粉成分を注入して体を慣れさせる方法)や鼻の粘膜をレーザーで焼いて反応を鈍くするといった治療法が検討できます。
- 花粉は春先だけ飛んでいますか?
- 花粉症でよく耳にするスギやヒノキの花粉は2月~4月にピークを迎えますが、花粉は1年中飛散しています。秋にはヨモギやブタクサの花粉が飛んでいるので注意が必要です。
- 自然に治ることもあるのですか?
- とても稀なことですが、身体が花粉に慣れて耐性が増し、花粉が体内に入っても反応せず、症状があらわれなくなるケースがあるようです。
- 症状が辛いときは
大学で対処してもらえるのですか?
- 本学の保健管理センター(雄飛館4F)では医師の診察後、症状を抑える内服薬の他、点鼻薬や点眼薬を処方することができます。ただ、詳しい検査や減感作療法などはできないため、症状がひどい場合は専門医のいる病院やクリニックで受診するようにしてください。
3つのポイントで自分に降りかかる
花粉の約1/3は防げます
1帽子やメガネで防ぐ
髪の毛は花粉が付着しやすいため、帽子は常にかぶっておきたい。伊達メガネやサングラスの着用も効果的だが、もっと防ぎたい場合はゴーグルタイプを選ぶ。
2マスクで防ぐ
鼻から顎(あご)の下までマスクで覆う。鼻の部分の針金をしっかりフィットさせるのもポイント。マスクの内側、鼻の下にガーゼをはさんでおくのも効果的。
3衣服(特に上着)で防ぐ
ポリエステルなど、表面がなめらかで花粉が付着しにくい生地を選んで着る。ボタンやファスナーで前側をしっかり閉めるのもポイント。
4つのポイントで症状は
思いのほか抑えられます
-
1花粉を連れて帰らない
外出時に着ていた上着や持っていたバッグなどは玄関に置いておき、生活領域に花粉を入れないようにする。 -
2花粉を洗い落とす
帰宅時の手洗いとうがいはもちろん、洗顔したり、鼻をかんだりと、体や粘膜についた花粉をすぐに落とす。 -
3部屋を乾燥させない
乾燥していると花粉が飛び散りやすいため、部屋の湿度は50%を下回らないように気をつける。 -
4拭き掃除をする
掃除機は花粉をまき散らすだけ。濡れた雑巾などでの拭き掃除をこまめに行うのも効果的。
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