京都暮らしのリアルデータ
伝統的な日本文化が今なお語り継がれている京都。
本学在学生の約13,000人のうち、およそ7割が京都以外の出身者で占め、
古都でどのような暮らしが行われているのか、気になる方も多いはず。
データから京都の意外な一面をたくさん知ることができ、京都出身の方も必見です!
京都人が日常的にパンを好んで食べるのは、歴史的に考えれば、大正7年の米騒動の折、不足する米の代替品として、神戸を中心に広まっていたイギリス式食パンが政府に奨励されたことが一つのきっかけになると思われます。サンドイッチについても、米の代わりに食べることが同時期に慣習化し、昭和40年代以降には、京都の役者・芸者に“手や衣装を汚さずに食べられる”サンドイッチを届けることが、おもてなしとして認識されたようです。その背景には、豪華な食事をお祝いや客人のおもてなしとして用意する「仕出し文化」の影響があると考えられます。
老舗喫茶店なら、
小川珈琲がイチオシです!
インターンシップでお世話になった小川珈琲では、品質の良いコーヒー豆を仕入れ、手間のかかる「アフターミックス製法」という方法で焙煎することで、それぞれの豆の個性ある味と香りを引き出しています。苦味の少ない豆など、さまざまな豆があるので、コーヒー好きにもそうでない人にも飲んでもらいたいです。
関西では古くから牛肉を食べる習慣があります。例えば、カレーや肉じゃが、しゃぶしゃぶで使う肉は、関西は牛肉、関東は豚肉が主流。皆さんはこの違いを知っていましたか?
映画や演劇の舞台に選ばれることが多く、東映太秦映画村をはじめ映画・演劇に触れる機会が豊富な京都。きっかけがたくさんあることが、データに表れているのかもしれません。
- ※大学生の割合は、平成29年12月1日現在の市区町村別推計人口(京都府)と平成29年度学校基本調査(文部科学省)より算出しています。
- ※基本的に「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成26年(2014年)~28年(2016年)平均)」を参考にしています。