令和元年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告」 外国語教育科目

1.「学習成果実感調査」についての分析結果

設問2-1、2-2、3と1の結果から、そのほとんどが初学者であろう受講者の多くが、選択必修の単位取得を主たる動機に、授業の内容や進行、到達目標にはあまり関心を示さず、しかしながらそれなりに出席をして授業に取り組んでいるのだろうと推測される。
さらに、設問4、5、7の結果から、それなりに意欲を持って授業に取り組んでいれば、徐々に初めて学ぶ外国語への興味・関心を持つようになり、少しずつ意欲を高め外国語学習に取り組み、一定の成果を挙げ、満足感を得ていると考えられる。
総じて、より多くの受講者に、広く深い外国語の世界に目を向け、第一歩を踏み出していくためのきっかけを与えたいとの教員側の意図は、それなりに伝わっているようだ。しかし、特に自由記述の内容から、受講者の動機、意欲、学習習慣、学習方法、成果に大きな格差、差異があり、高い学習意欲を持ち、十分な成果を挙げている学生と、外国語学習への適性を欠いている、もしくは学習意欲を全く持てないと見られる学生が混在している現状も窺える。
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