令和元年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「年間報告書」 体育教育科目

1. 「学習成果実感調査」についての分析結果

健康科学実習(担当者、共通教育推進機構:春学期3名、秋学期3名、現代社会学部:春学期4名、秋学期3名)27クラス、履修登録者数516名、回答者数427名、回答率82.79%。現代社会学部の開設に伴い、履修定員を引き下げたが、平成30年度実施の調査と比較して、履修登録者は微減している。回答率に関しては6.76ポイント上昇している。設問項目別に検討すると、教職課程科目の履修者の割合は50%と平成30年度の45%を上回り、さらに、スポーツ科学実習との並行履修は36.5%と、平成30年度の29.5%を大きく上回っている。スポーツに意識の高い受講生が多く履修していると考えられ、履修定員の引き下げの影響はほとんど見られなかった。引き続き授業運営に適正なクラス数やクラス規模、さらに、各クラスの男女の比率等の確保に努める。

2.「公開授業&ワークショップ」についての報告 

(1)参加人数

  1. 「公開授業」:
    12月20日(金)・12月24日(火)
  2. 「ワークショップ」:
    12月24日(火)12:20~13:00

(2)ワークショップでの意見交換内容

各教員が参観した授業について、授業の展開方法、男女混合授業の展開における独自のルールや事故防止方法等についての意見交換。

3. 総括

(1)1と2において確認された、本学部の授業・カリキュラムの長所

受講生の満足度を図るために、クラス数を増やし、定員を引き下げたが、履修者の数は微減となっており、スポーツに意識の高い履修者数が増えて、関心度と満足度が高い位置で保たれている。

(2)1と2において確認された改善すべき点

各クラスの男女の比率が異なり、実習に工夫が必要になってきている。継続して調査したい。

4. 次年度に向けての取り組み

今回の調査から、健康科学実習の履修者の意識レベルが年々高くなってきていることがわかった。来年度も、クラス定員・種目・男女比等を今後も継続して柔軟に対処し、スポーツ科学実習も調査していく必要がある。
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