平成30年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」 英語必修科目

重点テーマ・目的・期待する効果等

(1)テーマ

カリキュラム変更による1、2年次基礎レベルの学生の授業評価の変化

(2)目的

前年度(平成29年度)から基礎レベルはカリキュラム変更を行った。今年度(平成30年度)は2年目となり、2年次は必修英語を終了するので、新カリキュラムの2年間の成果を調査したい。また、1年次に関しても引き続き新カリキュラムの成果を調査する。

(3)期待する効果

前年度(平成29年度)より基礎レベルの学生がよりバランスの取れた英語力を2年間で習得することを目的として、日本人担当クラスではTOEIC Bridgeを題材とした授業を取り入れ、前カリキュラムではなかったネーティブ担当のコミュニケーションクラスを取り入れる改善を行った。しかし、前年度(平成29年度)の「学習成果実感調査」の結果によるとTOEIC Bridgeを取り入れた『基礎英語(総合)II』は学生の授業を通しての成長の実感や授業への満足度も低く、この結果は前カリキュラムの『基礎英語(TOEIC)I』より低く、『基礎英語(総合)I』と同程度であった。一方でネーティブ担当の『基礎英語(コミュニケーション)II』は満足度も高く、授業を通して英語への興味、理解が深まったことが分かった。今年度(平成30年度)は上記のように評価した学生が2年次の学習を経て新カリキュラムをどう評価するかを調査し、必要に応じて基礎レベルの授業内容のさらなる改善を目指したい。
よって、今年度も1、2年次の基礎レベルのクラスにおいて学習成果実感調査を行う。また、必修英語は原則として春学期、秋学期を同一教員が担当するため調査は秋学期開講科目のみ行う。
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