平成27年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「年間報告書」 体育教育科目

1.「学習成果実感調査」についての分析結果

健康科学実習担当者(体育教育研究センター3名、文化学部2名)10クラス、履修登録者数269名、回答者数209名、回答率78.2%。26年度秋学期と比較して、履修登録者は112名減少しているが、回答者数は19名しか減少していなく、回答率は78.2%と18%高くなっている。中間報告書にも記入したように、Web登録に変わり、履修者の健康とスポーツに対する意識の高さを感じる。設問項目別に検討すると「出席率」12回以上86%と26年度秋学期から4ポイント26年度春学期から3ポイント上昇している、一方、「教職課程の履修」では37%に減少し、教職課程を履修していない学生の参加が増加している。「男女混合クラス」については、94%、「身体機能計測」でも、90%といずれも実施を肯定するとの結果が出た。これは、事前登録のクラス分けから、Webによる自由登録に変更した事によるとみられる積極的な参加者が増え良い傾向と捉えている。

2. 「公開授業&ワークショップ」についての報告 

(1)参加人数 3名 + 学長室(教育支援研究開発担当)中澤氏

  1. 「公開授業」:12月1日(火)~12月11日(金) 開講の健康科学実習
  2. 「ワークショップ」:1月20日(水)13:30~14:30

(2)ワークショップでの意見交換内容

健康科学実習の男女合同クラスでの問題点や工夫(ゲームでの女性にやさしいルール)等について話し合った。 

3. 総括

(1)1. と2において確認された、本学部の授業・カリキュラムの長所

「自由記述」にも有るように、身体機能計測やスポーツ種目などを通して他学部の学生や教師とのコミュニケーションや協調性等を学習できる点。

(2)1. と2. において確認された改善すべき点

男女合同クラスでの開講を肯定する結果が出ているが、少数であるが否定する意見が出てきているので、クラスの男女比率・種目・工夫等を柔軟に対処すること。

4. 次年度に向けての取り組み

来年度も、今年度と同様に展開することになるが、各教員独自の工夫で受講生の要望を検討し柔軟に対処する必要がある。
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