平成27年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた
「重点テーマ」 英語教育科目

重点テーマ・目的・期待する効果等

(1)テーマ

基礎レベルの授業内容再検討および予習復習の重要性の周知徹底

(2)目的

英語が嫌い、苦手だと思う学生が多数を占める基礎レベルにおいて、それでも「必修」として履修しなければならない英語クラスを、少しでも意義のあるものにすべく検討する。またそれ以外のレベルにおいて、学習効果を高めるために必要な予習復習を、「あまりやっていない」のか、「自分なりにやってはいるが、十分だとは思っていない」のか実態を確認する。

(3)期待する効果

基礎レベルも含め、全体的に満足度および学習効果をさらに高める。

学部授業・カリキュラム改善に向けた中間報告(春学期の集計結果を踏まえ、学部長が作成)

春学期は、3年次の基礎英語と2年次の上級英語にて実感調査を実施した。(この2レベルの学生にとってこれらが必修英語最後のクラスとなる。)基礎英語よりも上級英語の方が全体的に高い評価であったが、それでも「満足度」に関しては基礎も上級も80%以上が「非常に満足・満足」と回答している。「目標を持って受講できたか」という問いには、やはり上級TOEICが点数という明確な目標があるため、最も高い85%であった(基礎は60%強、上級ディスカッションは70%強)。TOEIC以外のクラスにおいても、目標を学生に明確に提示する必要があるようだ。また昨年度の実感調査ではあいまいだった課外学習時間については、全学共通の「準備学習時間」に関する問いへの回答を見ると、基礎は全学平均レベルであり、上級は全学平均を上回る結果であった。また、課外学習に求められる量に関しては97~99%が「多い・ちょうどよい」と回答。「ちょうどよい」と回答している学生が多いところを見ると、まだ余裕があると受け取ることもでき、この点は来年度に向けて検討する。
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