社会貢献・地域連携・ステークホルダー連携

高評価を受ける研究成果・教育機能を、社会教育の分野にも発信していくとともに、
地域との連携・交流を強化することによって、活性化をともに協力し合い、共生を図ります。
社会ニーズを的確に把握し、その期待に応えるとともに、本学の研究・教育成果を、
それぞれの学部・大学院の特色・魅力として積極的に発信していきます。

基本Vision

◎教員、学生による地域活性化事業への参画を活発化します。
地域の教育・文化・スポーツ振興に貢献します。
◎地域への学内施設の開放や、教職員の知的・人的貢献を活発化します。
◎知の創造や人材育成を担う共生拠点機能として地域活力向上を一層推進します。
◎地域との共同活動を積極化する『むすびわざ連携センター(仮称)』を新設します。

1. 研究を生かした社会貢献・地域連携

本学は創立以来、他大学に先駆けて積極的に産学連携を進め、その成果において、実社会から高い評価をいただいています。一方で近年、グローバル化、IT化、少子高齢化などの社会経済構造の変化が進み、大学に対する社会のニーズも大きく変容してきているのも事実です。
今後は、この環境変化に迅速に対応し、研究機能を生かした社会や地域との連携を強め、地域の共生拠点となることを目標に、行政や経済団体、企業、NPOなどの各種団体とこれまで以上に連携・協力し、社会が抱えるさまざまな課題の解決を担います。さらに、各分野の政策課題について提言していくとともに、政策審議委員などに教員が積極的に参画し、大学における研究成果を社会に還元していきます。 また、これらの目標を円滑に推進するために、社会貢献と地域連携のための学内体制(組織)を再構築します。
 

2. 多様化する地域・社会の教育ニーズに対応

本学は長年にわたり、教員の派遣や学生の活動参加、本学施設の地域への開放というかたちで、高度で最新の研究成果を還元し地域社会の要請に応えてきました。
今後も、社会貢献が変化・多様化するなか、地域や社会が抱える課題に気づき、どのように向き合うかをともに考え行動する「学びとしての協働」の場としての機能を高めます。具体的には、高齢者の知識欲を満たすものから現役の社会人のための専門知識の学び直し、さらには初等・中等教育における専門教育への関心や一貫性の保持による学習効果の向上など、多岐にわたる地域の教育ニーズに応えていきます。

3. 共生拠点機能を充実し地域活力を向上

全学をあげて地域との共同活動に取り組むとともに、地域の安全・安心・地域防災拠点としての機能拡充を図ります。加えて、これまで以上に地域行事への参加などを通して共同活動を推進し、併せて、共同活動拠点も整備します。 同時に、地域との連携活動を積極的に行う教職員・学生を支援する制度や組織体制を整えます。

4. モノ、コト、ヒトを新しい発想でむすぶ「むすびわざ連携センター(仮称)」を新設

大学に対する社会の要請は、年々高まりを見せ、期待される社会と大学との連携のあり方も多岐にわたりますが、その根底にあるのは、本学が創立時より大切にしてきた人材の育成であり、モノ、コト、そしてヒトを新しい発想で結びつけ、これまでにない価値を社会に産み出す「むすびわざ」です。
今後も「むすびわざ連携センター(仮称)」を設置するなどして、研究活動を通した地域社会との協働活動や、教育活動の正課・課外の両側面から推進・支援するための体制を強化し、今まで以上に社会との連携を強化し、地域に根差した大学を目指します。
また、継続的で健全な社会貢献活動を維持するために、同窓会や企業、地域社会ほか多様なステークホルダーに協力を求め、ネットワーク化するなど重層的な支援体制の構築を図ります。

5. 13万人を超える卒業生や保護者とも連携を強化

本学がこれまでに輩出した13万人を超える卒業生は、各界において活躍し、重責を担う立場にある方もますます増えています。第1期生の卒業後、時をおかずに設立された同窓会も、現在、国内3 6支部・5 O B会・海外3支部からなる組織になり、大学と連携を図り精力的に活動しています。これら大学にとって最も身近なステークホルダーである、卒業生や保護者との連携強化を図ることによって、教職員や在学生だけでは成しえない成果を得ることが可能になります。
PAGE TOP