【経済学部】菅原ゼミが南あわじ市役所を訪問

2024.04.30

意見交換後の集合写真

経済学部菅原ゼミ(演習Ⅰ)では、「わがまち紹介」と称して、学生が自身にゆかりのある地方自治体の人口構造、産業構造、財政状況を調べ発表しています。そして、その学外実習として、発表された自治体の中から学生の投票により選んだ自治体を実際に訪問し、自治体職員の方々などとの意見交換を通じて、その地域の課題や自治体の政策に関する知見を深めています。
今回(3月7日・8日)は、南あわじ市役所を訪問しました。当日は、ご対応いただいたふるさと創生課、財務課、シティプロモーション統括官などの方々の前で、学生から「わがまち紹介」で学習した統計指標(人口・高齢化の推移、流出入比率、産業別付加価値額など)を用いて、南あわじ市の特徴と課題および京都リサーチパークから着想した南あわじ市版のリサーチパークの提案をプレゼンしました。それを受けて、職員の方々からは、南あわじ市の移住・定住の現状や第一次産業を中心とした産業振興政策および観光政策などについてご解説いただきました。また、若者が求める「暮らしやすさ」やリモートワーク、地方で仕事をすることの意義などについて、意見交換が行われました。

話し合いの中では、地方公務員の仕事の特徴とやりがい、職員さん個人の職歴を基にした職業観などにも話題がおよび、進路選択を控えた学生に対する先輩社会人からのアドバイスもいただけました。

プレゼンの様子

参加学生の声(抜粋)

  • 僕はプレゼン班として今回のツアーに参加したのですが、春休みでメンバーみんなが忙しい中、良い発表ができたのではないかと思いました。南あわじ市職員の方から、プレゼンの指摘や、職員さんの生の声を聞くことができ、とても勉強になりました。また、ツアー班がツアーの動きを一生懸命に考えてくれていたので、とてもスムーズに動くことができました。
  • 市役所の方の意見を聞く機会は初めてだったので、勉強になることもあって良い経験になりました。学生と社会人で考えや求めるものが違うということ、プレゼンに対するアドバイスを聞くことができて勉強になりました。また、ゼミのみんなと仲良くなる機会になったので、参加できてよかったです。
  • 私は今回のゼミツアーに参加したことで、ゼミメンバーとの親睦がとても深まり、また南あわじの自然豊かな環境やその背景について学び、とても充実しており、参加してよかったです。南あわじ市の関係者の方から直接話を聞くことで、資料やネットのデータには載っていない問題点や情報まで教えてもらい、とても勉強になりました。
  • 自分の市である南あわじ市の良い所、改善点などを再発見し、多角的な視点から様々な事を加味し市役所の方々が政策を考えていることを知る事ができ、とても良い勉強になりました。市役所の方からの人生のアドバイスも聞く事ができ貴重な経験をする事ができてよかったです。また、ゼミメンバーとの仲を深める機会になったので、参加して良かったです。
  • 僕が住んでいるY市は、都会とまではいかないのですが、田んぼとかが少ない都会に近い地域で、南あわじ市はそれとかなり異なり、周りが自然豊かで、海も近く空気が美味しい気持ちの良い地域でした。しかし、飲食店等の営業時間は短く、遊ぶところが少ないと感じました。それは、対象とする年齢が違うので、仕方のないことだと思いますが、もう少し若者に優しくしても良いのではないかと考えました。
  • 今回実際に南あわじ市の現状や課題、どうすれば改善できるのかを考えてプレゼンすることによって改めて少子化や高齢化の原因、改善することだけではなくどうすれば現状を活かすことができるかを考えることができました。実際に行ってみることによって、南あわじ市の雰囲気を感じることができてよかったです。南あわじ市は自然豊かな地でゆっくりと過ごすことができてとても居心地が良かったです。ぜひまた行きたいと思いました。
  • 南あわじ市の自然を沢山感じられたツアーでした。海がとても綺麗だったのと、畑が沢山あって、自分の住んでいる地域も畑や田んぼが多いのですが、より自然が多くて新鮮でした。次はもっと北の方にも観光しに行ってみたいと思いました。私は、公務員を目指すか民間企業に就職するか悩んでいるので、皆さんの業務についてのリアルな声を聞けたことが大変勉強になりました。
  • 今回南あわじ市に訪問させていただき自身の地元と違う自然の豊かさということに驚きました。特に、淡路島牧場での牛の匂いなど普段住んでいる中では嗅ぐことがなく新鮮さがすごくありました。普段の飲む牛乳がどう作られているのかを知ることができ非常にいい勉強になりました。一方で、そこに行くまでの交通手段が限られており、場所も看板の隣の狭い道の奥と観光施設への道がわかりにくいのが気になりました。もう少し観光施設への道に関してわかりやすくすると、県外の人でも行きやすくなると思いました。
PAGE TOP